10月は秋も深まり、草花に冷たい露がつくころです。
体感的にはまだ暑い、と思われる時もありますが、この時期、注意したいのは空気の乾燥。
気候の変化で身体が冷え、風邪を引いたり、病気の再発を招きやすい時期でもあります。
衣類や寝具を整えると共に、免疫力を上げる食事で身体の調子も整えましょう。
免疫力をUPさせるためには、腸の健康が大切です。腸を健康にする食品の代表格は「発酵食品」です。
日本人が昔から食べてきた発酵食品、と言えば、納豆があります
カラダによいネバネバ食材の納豆は、関西ではまだまだ苦手な方も多い食材です。
でも、納豆は、大豆の発酵食品！
そのまま食べるだけでなく、アレンジすることで、良質なたんぱく質をからだに取り入れることができます。
発酵食品は腸内の善玉菌を増やし、体内の酵素の無駄使いも防ぎます。
そのほか、味噌、ビタミンACEを含む緑黄色野菜、梅干し、緑茶なども効果的です。
１０月講座では、これらの食材をたっぷり使ったヘルシーな献立をご紹介します。
「アナタの免疫どのくらい？チェック」や、「免疫力についてのお役立ち情報」などもお伝えします。
楽しく、美味しく、美しく、を目指して、一緒にお料理を楽しみませんか？
- 納豆春巻き
- ビタミン野菜の小鉢
- 重ね煮でつくる絶品味噌汁
- モチモチ玄米酵素ごはん
ビタミンAはβ-カロテンという形で緑黄色野菜にたくさん含まれています。これが体内に入るとビタミンAに変化して、ナチュラルキラー細胞を増加させ、からだの抵抗力を高める働きをしてくれます。
ビタミンCは感染に対する抵抗力が期待できます。抗アレルギー作用、抗ウイルス作用、抗細菌作用で、まさに外敵から私たちの体を守ってくれます。
ビタミンEといえば、ズバリ！抗酸化作用！
酸素を吸って生きている私たちは常に活性酸素の害と隣り合わせです。
そこで、このビタミンEの力を借りて、血液やリンパ液を整え、免疫反応全体を向上させることができます。
注目の「老化防止ビタミン」です。
大豆の発酵食品である「納豆」は、美容と健康に優れた効果をもたらします。そもそも、原材料の大豆には抗酸化作用の高いサポニンが豊富です。
さらに、発酵の過程で大豆の良質なたんぱく質やビタミンB1、ビタミンK2でカルシウムの吸収もよくなるおまけつきで、ネバネバに含まれる酵素であるナットウキナーゼには血栓を溶かす働きも。
納豆菌には、免疫力UPの要である「腸の健康」を支えてくれる効果も期待できるのです。
「食わず嫌い」ではもったいない食品です。
